国語を得意にするために必要な力とは

国語は文章をきちんと読むことができないと問題を解くことができません。国語は文章中にほとんど答えが書いてありますから、それを探し出す力が必要です。しかし、答えを探す力をつけるよりも前に身につけなくてはならないものがあります。それは集中力です。国語は長文を読み進めたうえで設問を解かなくてはならないので、かなりの集中力が必要になります。集中できずに問題に取り組んでしまうと、勘違いしたまま、曖昧に解釈したまま文章を読み進めることになったり、文章を一度読んだにも関わらず、設問を解くときにもう一度該当箇所を読み直すことになってしまったりしてしまいます。

知識や方法論を身にをつけることはもちろん大切ですが、それ以前のことができていなければ、国語の勉強をしたとしてもそれを十分に活かせないのです。とりわけ国語が苦手な生徒さんは集中して学習に向き合うことができないことが多いのです。では、どのようにして集中力を身に着けていけばよいのでしょうか。

学習机の上に必要なもの以外を置かない

リビングで勉強したり、学習机で勉強したりと様々だと思いますが、勉強するときは目の届く範囲に学習で必要なもの以外は置かないようにしましょう。スマートフォンや漫画やゲームなど学習に使わないものは見えないところに置いておきましょう。いろいろなものが置いてあると、視界に入ってしまうだけでいらない情報を知らず知らずのうちに取り込んでしまいます。勉強だけに集中するために、学習の際に近くに置くものは必要最低限にしましょう。

一気にまとめて勉強しようとしない

集中力はもって「15分程度」です。何時間も勉強を続けても集中できなくては意味がありません。短めに集中できる時間内で無理なく学習時間を設定して国語の勉強を進めていきましょう。

適度な休憩を取る

勉強をしたら適度に休憩を取りましょう。水分補給をしたり、少し椅子から立ったりしてリフレッシュしましょう。脳は勉強をしていないときにも情報を整理しています。短時間の勉強→休憩→勉強…を続けることで集中力を保ったまま学習をすることができます。無理に学習しても身につかないので、適度に休憩をはさみながら学習を進めていきましょう。

まとめ

国語を得意にするためにはまず集中力を身に着けていきましょう。集中力は急に身につくものではありません。自分が集中できる時間を知るためにも、まずは確実に集中して取り組める時間だけ勉強していきましょう。自分の集中力がどれくらいか理解することができれば、その時間を精一杯国語の学習に使うことで国語の学力を上げることができます。無理のない範囲での学習をまずは続けてみましょう。