国語のテストを受けるときに意識すべきこと
国語のテストで時間が足りずに最後まで解き切ることができなかったという経験があるのではないのでしょうか。国語のテストを受けるときには次のことに意識して取り組んでいきましょう。
文章を読むスピードを意識する
テストの問題・設問など文章を読むスピードは自分が理解できるスピードで読むようにしましょう。最後まで解き切ることを意識しすぎてスピードをただただ早めてしまうと、文章がきちんと頭に入らないといったことが起こってしまいます。そうなってしまうと文章への理解があいまいで、設問を読むときにまた本文を読み返すことをしなくてはならなくなり、二度手間になってしまい効率的ではありません。もちろん、はやく読めるに越したことはありませんが、問題を解くスピードをあげるには、文章を読むスピードをはやめることの他に、設問の解き方を工夫する必要があります。
設問の解き方
1.分からない問題は飛ばして先に進む
漢字
漢字の問題一問に対してかけてもいい時間は1問10秒です。漢字や、文章の作者などの知識問題がパッと思い出せない場合は、飛ばしてしまいましょう。すぐに思い出せなくても、他の問題を解いている間に思い出す可能性もあります。
選択肢
選択肢は、一度向き合ってみて分からない場合は、答えであると考える番号に印をつけておいて、すべて解き終わったあとにもう一度解き直します。再考するのを忘れないように注意が必要です。
抜き出し
抜き出し問題は、設問を読んだときにだいたいの答えをイメージして、該当箇所を見つけ出さなくてはなりません。設問に字数や答え方などの条件が提示されていますので、答えが分からない場合は飛ばして次に進みましょう。
国語の問題は、文章を最後まで読んで内容が理解できていれば、再度読み直さなくても答えを出せる問題が後半にある場合もあります。ひとつひとつの問題に時間をかけすぎずに、最後まで問題を解き切ることを意識してテストに取り組みましょう。
2.記述問題は部分点を取りに行く
記述問題は完全解答ではなく部分点を取ることができます。完璧な答えを書けなくても、少しでも答えに近づけるような努力をすることが大切です。まずは設問を読んで、記述の文末が何になるのかを把握し、メモをしておきましょう。本文の中から記述箇所を探す場合は、該当部分に線を引き、それぞれをつなげて書きます。たとえば文字数が足りていない場合も、抜き出した箇所が当たっていれば部分点が取れる場合があるかもしれません。記述問題は全体の中でも配点が高いことが多いので、空欄にはせずに何かしら書くようにしましょう。
まとめ
国語のテストは時間配分を意識し、最後まで解き切り、空欄を作らないということを意識していきましょう。テストのときだけ意識しても定着はしませんので、普段の学習時から時間配分を意識した解き方で問題を解いていきましょう。